認知症予防シリーズ① 「ウォーキング」の効用  

高齢社会になり、認知症患者数は462万人、2025年には700万人になり、なんと高齢者の5人に1人が認知症患者ということになります。

「最近、物忘れがヒドいのよ!」「ボケたくないねぇ~。」と、年寄りが集まるとまずその会話が始まります。誰しも認知症にだけはなりたくないと思っています。
長生きしてれば医学が発達して認知症に効く特効薬が開発されるかも。それを待っていますか?最近のお年寄りは、元気いっぱい!前向きにいろいろ鍛錬、努力をしている方が大勢いるのを感じます。あなたは認知症予防になにかしていますか?

私は、64歳の誕生日に市の健康診断を受けました。血液検査すべて良好と健康に自信があったのですが結果は、一ヶ所「えっ!総コレステロール223mg?」「高い!」 軽いショック!医者は「何か運動したら…」と軽く言う。当時フルタイムの仕事で時間もお金もない。運動するとしたら簡単な「ウォーキング」しかないのではないか。

「おはよう~!」「元気ぃ~。」「久しぶりだね!」軽く会釈や手を振る。一日のスタートは、いつも会う名前も知らない顔、顔、顔に明るくさわやかに声がけすること。
薄紅色に染まった東の空に向かって、朝日の出る時刻に歩き始め、背には富士が後押しをしてくれ静かな土手の橋を3つ超えて1万歩。
河鵜の群れにシラサギ(大サギ)が、大木にムクドリの大群、人の気配に雉がケンケンと鳴き招き、足元の土手の芝生には赤爪草やまつ宵草が彩を添えて、河を渡る風やときには香りまでも感じながら「あぁ~、これがいいんだ。五感をフルに働かせ刺激を受けてるなぁ!」と感じるのです。
決して無理せず、両手を前後に大きく振り、歩幅広めに、軽く汗をかき、息が弾む程度の速度で、自分のペースを守りながら…、気がつくと11年目を歩いています。
携帯ラジオを聞きながら、ときには般若心経を唱え、大声で歌ったり、「アエイウエオアオ」と顔体操をしたり、すれ違った人は怪訝そうな顔して、苦笑されたり。
いま75歳、コレステロールを下げることが目標だったのにそれは勿論改善。いまでは筋肉もつき、足腰の痛みも一度も感じることなく、転ぶこともないウォーキングの効用はあるある…凄い!
TVの医学番組や、高齢者の医学記事では、認知症予防の歩くことは、癌にかかりにくい、生活習慣病にかかりにくい、骨粗しょう症や骨折予防、心肺機能向上などの効果もある。なによりも長生きしやすいと報道していたが、それは最近知ったこと。
私にとっては、「有酸素運動」をしながら人と楽しく関わり、記憶力、注意力、想像力を働かせ、素晴らしい効用があるウォーキングは認知症予防はもちろん、とにかくいますぐやってみることを進めます。
(文 山本 晃子)